【姫路・好古園撮影体験記】シャッタースピードを変えてみると日本庭園の雰囲気が変わる撮影方法紹介!

好古園内の流れる小川をシャッタースピードを遅くすることで、水面が滑らかになって目では見えない光景を見ることができました。撮影スポット

 

三脚禁止の好古園・シャッタースピードを使いこなしてみよう

2022年4月下旬、藤の花を見にいきましたが、開花が通年に比べて早かったために見頃は過ぎていました。ただこの「好古園」では日本庭園の様子がとても美しくみることができます。(藤の花が見れなくても…)庭園内には小さな小川が流れています。この「小川」を三脚禁止の場所でシャッタースピードを調整して色んな雰囲気の光景を見てみることが出来たので紹介していきたいと思います!

あしあと
あしあと

今回使用した機材はSONYα7R IIIにレンズはSONY24-70mm F2.8になります。今回は三脚とNDフィルターを使って撮って見たかったのですが、日本庭園の少し暗い場所を生かしてシャッタースピードを調節してみることができました。

 

シャッタースピードを変えて雰囲気を変えてみる2つの撮影方法

庭園内を流れる小川の様な光景をシャッタースピードを変えて撮ってみました。シャッタースピードを変えていくと同じ小川でもガラッと雰囲気が変わっていく様子を比較してみました。

  • シャッタースピードを速くしてみよう!
  • シャッタースピードを遅くしてみよう!
庭園内でのちょっと暗い場所を生かして!
シャッタースピードを速くするために必要な設定や方法
  • F値を下げて光をレンズにたくさん取り込める様にしましょう!
  • ISOを上げてみよう!
  • 手持ちでも大丈夫です!
シャッタースピードを遅くするために必要な設定や方法
  • 焦点距離=シャッタースピードが手ブレさせない設定値になります。シャッタースピードが焦点距離より遅いと手ブレします。三脚の代わりにカメラを固定しましょう!
  • 今回、三脚の代わりに地面にカメラを置いたりカメラバックの上に置いたりと固定できるものを探しましょう

スポンサーリンク

シャッタースピードを変えて撮ってみた比較写真

シャッタースピード1/125sの光景
好古園内の小川の様子をシャッタースピード1/125sで撮影しましたが、目で見ることができる写真になりました。

シャッタースピード1/125sでは目で見たままの写真が撮れました

この写真の設定値
  • ISO 500
  • F 7.1
  • シャッタースピード 1/125s
  • 焦点距離 58mm
詳細
  • 手持ちで風があったためにシャッタースピードは焦点距離の2倍くらいで設定してみました
  • 目で見た光景だったのですが、ちょっと物足りなさを感じました
シャッタースピード1/1000sの光景
好古園内の小川をシャッタースピードを速くしてみると流れる水は冷たい感じにみえました。

シャッタースピードを速くして小川の様子を比べてみました

この写真の設定値
  • ISO 500
  • F 2.8
  • シャッタースピード 1/1000s
  • 焦点距離 58mm
詳細
  • シャッタースピードを速くしてみるには、ISOを上げて、F値低く設定します
  • ISOを上げるともっと早いシャッタースピードを設定できると思いましたが、これ以上は上げたくなかっですね!ということで この設定値で撮ってみました
シャッタースピードを速くしてみました
好古園内の流れる小川をシャッタースピードを遅くすることで、水面が滑らかになって目では見えない光景を見ることができました。

シャッタースピードを遅くして見える光景

この写真の設定値
  • ISO 100
  • F 18
  • シャッタースピード 1/4s
  • 焦点距離 58mm
詳細について
  • NDフィルターと三脚があればよかったのですが、どうしても水の流れを滑らかにして見たかったので、シャッタースピードを遅くすることにしました
  • シャッタースピードがなるべく遅くなるように設定値を決めてみた
  • 三脚がないのでこの設定では必ずブレてしまうので、構図を決めて、カメラを地面に置いてシャッターを切ってみました

 

好古園内で撮影できた光景

シャッタースピードを速くしてみました
大きな瓶のような石でできたものに水が張ってあり、そこから少しずつ水が流れて涼しげな光景を見ることができます。

ISO500 F2.8 SS1/1600s 24mm

カメラを固定する場所がなかったのでシャッタースピードを速くして全体を暗く写ってしまうので涼しげな光景を見ることが出来ました。
少し大きめな小川を真正面から撮ってみました
好古園の庭園内の小さな小川の滝を真正面からシャッタースピードを遅くして目では見えない光景を撮ってみました。

ISO100 F18 SS1/4s 59mm

大きな滝の様に見せたかったので真正面にカメラを置いて固定してシャッタースピードを遅くして撮ってみました
夜のライトアップされた好古園では有名な場所です
夜のライトアップされた場所で有名な滝の光景を昼間にシャッタースピードを下げて撮ってみました。

ISO100 F16 SS1/40s 70mm

夜の好古園ではライトアップされている有名な場所を昼間にシャッタースピードを下げて撮ってみた光景です
日本庭園内には定番の鯉もたくさん泳いでいました
好古園内の池には鯉がたくさん泳いでいます。画面半分に池の鯉を、半分には緑の木々を入れて、真ん中には池を渡橋を入れて構図を作って撮ってみました。

ISO100 F2.8 SS1/1600s 70mm

池を真ん中にして鯉が泳ぐ池と緑の木々を撮ってみました。シャッタースピードを速くして鯉がなるべくブレないようにしてみました。
藤の花を見つけてみましたが、満開の時期は残念ながら終わってしまっていたようです。
藤の木の辺りは日陰になっていましたが、太陽が出てくると藤の隙間から日が一部だけに差し込んできました。画面上には藤の花を、画面下には緑の木々に当たった日の様子を撮ってみました。

ISO100 F2.8 SS1/160s 70mm

暗い場所に差し込んできた光を藤の木と一緒に撮ってみました。日陰でしか見れない光景でした。
藤棚の間から太陽の光をF値を調整して光条を出して撮ってみました。
藤棚の真下から太陽の光条効果を使って撮ってみました。

ISO100 F14 SS1/15s 24mm

なるべく距離を出すためにしゃがんで撮って撮ってみました。
藤棚の下に小さな小川が流れていました
藤棚の間に小さな小川が流れていました。太陽が出て薄暗い庭園は一気に明るくなりました。

ISO200 F2.8 SS1/320s 25mm

太陽が出てきたので、ふんわりした感じを出したかったのでF値を下げて撮ってみました。
紅葉の葉っぱをボカして藤の花を撮ってみました
藤棚の藤の花と手前に見えていた紅葉の葉っぱをボカして撮ってみました。

ISO100 F2.8 SS1/160s 70mm

F2.8の設定にすると紅葉の葉っぱの形がなくなるくらいまでボカすことが出来ます。
設定値を変えてみるだけで雰囲気が変わって撮ることができました
紅葉の葉っぱの間から藤の花を覗かせて見てみました。

ISO100 F7.1 SS1/20s 70mm

F値を変えてみると紅葉の葉っぱのボケ具合が変わっていきました。
庭園内を流れる小川はたくさんあります
好古園内には小さな小川がたくさんあります。シャッタースピードを上げて手持ちで撮ってみました。小川と緑の木々だけを撮ってみました。

ISO800 F2.8 SS1/1600s 36mm

風が吹き始めたこともあってシャッタースピードを早めに設定してみましたが、葉っぱはブレてしまいました

好古園へのアクセス方法

好古園
住所〒670-0012  兵庫県姫路市本町68
入園料大人 310円  小人 150円
営業時間午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
休園日12月29日、30日

 

スポンサーリンク


感想

藤の花を探しに好古園へ行って見ましたが、好古園に入ると初夏が広がっている様な光景を見ることができました。緑が生い茂って小さいながら小川があって…。その小川が何とも綺麗で。思わず、NDフィルター…!!三脚…!!って思いましたが、どこでも三脚を使える場所ばかりではありません。何とかしてこの光景を写真に残したい!と思いこの様な写真を撮ることができました。色んな写真を撮り続けていくとだんだんと色んなことが分かってくるので、カメラを持って出掛けてみましょう!

 

あしあと
あしあと

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました