バラの花って色んな撮影方法があると思います。色んな撮影方法があると思いますが、今回は、ふんわりと可愛らしく撮る方法と、クールにカッコ良く撮る撮る方法を紹介します。
ふんわりと可愛らしく撮影する方法
天気が良い日には太陽の光を使ってふんわりをした写真を撮る事ができます。
- 光を使ってみよう=逆光を使ってみる
- ボケ感を使ってみよう=F値は低くしてみる
- 明るく撮るために露出補正は少しプラスに振ってみましょう=プラス0.7くらい
- 望遠気味で撮ってみましょう

太陽の光を使ってふんわりとした感じを出してみました
- ISO 100
- F値 2.8
- シャッタースピード 1/2000s
- 焦点距離 70mm
- 露出補正 +0.3
- ふんわりしたバラの花を撮るために「ふんわり=ピンク」というイメージがあったのでピンクのバラの蕾を選んでみました。
- たくさん太陽の光が蕾に当たっている位置を探してみました。
- 露出補正を明るくなりすぎない様な所までプラスに設定してみました。
- 周りのバラやバラの葉っぱをボカして、シャッタースピードも手ブレしない速度まで上がっているので手持ちで撮影しました。

望遠レンズを使って撮れたピンク色のばらの写真
- ISO 100
- F値 6.5
- シャッタースピード 1/600s
- 焦点距離 339mm
- 露出補正 +1.0
- 一輪のピンク色のバラの花だけを狙ってみるために望遠レンズで撮ってみました。(結構、カメラを持っている人たちは望遠レンズを使っている人が多かったので、ついつい望遠レンズを使ってみました!)
- F値を低めに設定してピンクのバラの花を強調させるために周りのバラや背景をボカしてみました。

ボケ感を使って奥行き感を出してみました
- ISO 800
- F値 5.6
- シャッタースピード 1/5000s
- 焦点距離 321mm
- 露出補正 +0.7
- たくさんのバラの花を撮ってみましたが、中央にあるピンクのバラの花に太陽の光が当たっていたバラを主題としてピントを合わせてみました。
- 奥のバラの隙間から太陽の光を玉ボケさせて背景を作ってみました。

ボケ感を使って色んな副題を作ってみました
- ISO 500
- F値 5.6
- シャッタースピード 1/800s
- 焦点距離 171mm
- 露出補正 +1.0
- 画面中央に被写体の赤いバラを配置して、左上と右下に赤いバラの花をボカして、右奥には玉ボケを作って副題としてみました。
- 持ってるレンズのF値を低めに設定してみるとボケ感や木々の隙間から光っている光を玉ボケにすることができます。

カッコ良くクールに撮影する方法
バラの花はちょっとカッコ良く、クールに撮ってみると同じバラの花でも印象が違ってみえます。
- 影を使ってみよう=暗い場所に咲いているバラを探してみましょう
- 暗い感じを出すために露出補正は少しマイナスに振ってみましょう
- 暗い場所でも少しの光を探してみよう=バラの花に光が差し込んでいる場所を探してみて!

日陰の中から少しの日差しを探してみました
- ISO 100
- F値 5
- シャッタースピード 1/200s
- 焦点距離 100mm
- 露出補正 −2
- 日陰にひっそりと咲いている真っ赤なバラの花をみつけました。
- ただ、バラの花を撮ってもパッとしなかったので、日陰の隙間から太陽の光が差し込んでいたので、バラの花びらと葉っぱに陽が差していたタイミングを狙ってみました。

ピンク色の花に光が差し込んできました
- ISO 500
- F値 5
- シャッタースピード 1/1250s
- 焦点距離 162mm
- 露出補正 −2
- 日陰で咲いているバラの花を探していると、太陽の光が差し込んでくる時があります。光が花や葉っぱに差し込んでいる場所を探してみましょう。
- 暗い場所を作るために傘を使って光を遮ってみたり、また、光が足りない時はストロボなどの光を使っている人もいましたよ!

ボケ感も使ってみました
- ISO 100
- F値 5
- シャッタースピード 1/100s
- 焦点距離 160mm
- 露出補正 −0.7
- 赤いバラの花の色と葉っぱの緑色でまとめて見たかったので、葉っぱを使ってボケ感を作ってみました。
- カメラのレンズになるべくバラの葉っぱを近づけて持ってるレンズの望遠気味で撮ってみるとボケ感を出すことが出来ます。
この場所で撮影できた写真

今回活躍して頂いた機材達はSONYα7R IIIにレンズはSONY24-70mm F2.8とFE100-400mm F4.5-5.6。暑い中頑張ってもらいました。全て手持ち撮影をしています。(手ブレ補正がスゴイお方なのです!)そしてこの機材達が持ってる全ての機材なのです。

空を見上げて煽って撮ってみました
- ISO 100
- F値 2.8
- シャッタースピード 1/2000s
- 焦点距離 100mm
- 露出補正 +0.3
- バラの花が風が吹いて揺れ始めたので被写体ブレを防ぐためにシャッタースピードを上げて早くシャッターを切ってみるためにF値だけを変えてシャッタースピードを調整してみました。
- 奥行き感が出るようにアーチの奥の赤いバラが少しでも見えるように画角に入れてみました。

被写体のバラを画面ど真ん中に配置してみました
- ISO 100
- F値 5.6
- シャッタースピード 1/4000s
- 焦点距離 321mm
- 露出補正 +0.3
- たくさんのバラの花の中からピンクのバラを被写体として画面ど真ん中に配置してみました。
- 画面半分より上の方には背景をボカすだけではなく、奥のバラの隙間から見える光を使って玉ボケを作ってアクセントとしてみました。

暗い場所に咲く白いバラの花
- ISO 100
- F値 4.5
- シャッタースピード 1/100s
- 焦点距離 100mm
- 露出補正 −0.7
- 暗い場所で真っ白なバラの花を探してみました。
- 暗い場所ではどこから光が見えるので、光を使って玉ボケを作ってアクセントにしてみるといい副題となります。

黄色いバラの花を真上から撮ってみました
- ISO 640
- F値 2.8
- シャッタースピード 1/4000s
- 焦点距離 50mm
- 露出補正 −1.0
- 暗い場所で横から光が差し込んできたタイミングを見つけて、黄色いバラの花をは上から撮ってみました。
- まだ開いていない花びらにピントを合わせて、光が当たっていた花びらを少しボカして撮ってみた一枚になります。
この場所へのアクセス
姫路バラ園 | |
住所 | 〒679-2123 兵庫県姫路市豊富町豊富2222 |
営業期間 | 公開:5月~6月 9:30~15:30 (最終入園15:00)期間中無休 公開:10月~11月 10:00~15:30 (最終入園15:00)期間中無休 |
料金 | 大人:春シーズン600円、秋シーズン500円 小学生:300円 |
撮影日 | 2022年5月中旬 |
312号線を走っているとこのバラ園の案内の旗が見えてきます。大きな道が広がっている訳ではないので、通り過ぎてしまいそうなので気を付けて曲がり角を曲がって下さい!
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感想

ISO100 F11 SS1/125s 70mm

ISO100 F6.3 SS1/160s 100mm

ISO100 F6.3 SS1/160s 100mm
2022年5月中旬、バラの写真を撮りに夏日の暑い中出掛けてみました。大きなバラ園を想像していましたが、現地に着いた途端ちょっとイメージとは違っていました。そんなに大きなバラ園ではなく、シーズン中とあって人が多かった…。天気は良かったので太陽を使ってふんわりとしたバラを摂ることはイメージ出来たのですが、もう一捻りが思い付かず悩んでいた時に、1人の高齢のカメラマンに出会いました。その方に光を使って日陰で撮る方法を教えて頂くことが出来ました。(ほんまにありがとう!)もちろん色んなカメラマンの方も撮影されていました。暑かったけど、良い勉強になった!そんなバラ撮影を楽しむことが出来ました。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
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