クローズアップレンズとは?
クローズアップレンズとは「マクロ撮影」、「虫眼鏡」と思って下さい。もちろんレンズとして「マクロレンズ」もありますが、少しマクロ気味で撮ってみたいと思っている時にはこの「クローズアップレンズ」を使ってみることをおすすめします。レンズの先端に取り付けるだけでマクロ撮影をすることができます。

とにかくひたすらに被写体を探すだけ!探していきましょう!
- 花写真…普通の花写真とは違った写真を撮って見たい時
- ポートレート撮影
- 目では見えにくい水滴などの撮影
- 三脚を使ってしっかりとピント合わせをする!
- 持ってるレンズの望遠で撮る!(望遠レンズを使うとよりいいです)

このようなレンズからどのような写真が撮れるのか楽しみです

フィルター径のサイズ確認
もし、自分の使っているレンズのフィルター径が分からなくなってしまったらレンズキャップの裏を見て下さい。今回は愛用のレンズSONY24-70mm F2.8に合うサイズを選んだ所、このレンズのフィルター径は82mmでした。後は撮って見たい撮影距離を選んでNO.?を決めましょう。
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クローズアップレンズを使って撮影できた写真
クローズアップレンズなしの時の花写真

クローズアップレンズを使わずに撮ってみたあじさいの花
- ISO 320
- F 2.8
- シャッタースピード 1/2500s
- 焦点距離 24mm
- 副題となるものが見つからなかったので、あじさいの花を真上から撮ってみました。
- ど真ん中に主題となるあじさいを置いてなるべく綺麗に咲いているあじさいを探してこの花を撮ってみました。
クローズアップレンズを装着して撮れた写真

ここからクローズアップレンズを装着していきました!

あじさいの花びら
- ISO 320
- F 2.8
- シャッタースピード 1/2500s
- 焦点距離 70mm
- クローズアップレンズを装着して焦点距離は1番望遠に設定して撮ってみました。
- F値を1番低くして手前と奥にボケ感を出して、ピントを合わせた花びらだけを目立たせるために画面真ん中にして構図を決めてみました。

あじさいとカタツムリ
- ISO 320
- F 2.8
- シャッタースピード 1/640s
- 焦点距離 70mm
- 青いあじさいの隙間にカタツムリがいました。カタツムリを主題としてピントを合わせました。ゆっくりとはいえ、カタツムリは動いていくのでピント合わせがとても難しかったです。
- 三脚を立てたかったのですが、カメラが固定出来る場所にはカタツムリはいない…ので、自分自身がピントが合う位置まで少しづつ動いてみました。

あじさいの花の隙間から顔を出していたカタツムリ
- ISO 320
- F 2.8
- シャッタースピード 1/1000s
- 焦点距離 70mm
- 手前のあじさい、奥のあじさいをボケさせることで、画面中央のあじさいから顔を出していたカタツムリにピントを合わせて奥行き感を出してみました。
- 被写体にかなり近づくことができるのでボケ感と望遠圧縮効果を使って奥行き感を出すことができました。

クローズアップレンズを使って撮ったバラの花写真
- ISO 100
- F 2.8
- シャッタースピード 1/5000s
- 焦点距離 70mm
- バラの花の1番真ん中の花びらにピントを合わせて撮ってみました。
- クローズアップはピントを合わせた部分以外はかなりボケ感がでます。
水滴の中に映る世界を撮ってみた写真

水滴の世界
- ISO 320
- F 2.8
- シャッタースピード 1/2000s
- 焦点距離 70mm
- 雨上がりの後、真っ赤なチューリップを見ていると水滴に近くのチューリップが映り込んでいました。色んな角度からみることで映り込んでいる光景も変わってきました。撮りたい光景が綺麗に入り込んだ所を探してみました。
- 真っ赤なチューリップを背景にも入れてみることで画面全体を赤にすることができました。被写体となる1番見せたい水滴の光景を画面中央に配置して構図を決めてみました。

水滴の中の世界にも陽が差し込んできました
- ISO 400
- F 11
- シャッタースピード 1/1000s
- 焦点距離 70mm
- 雨上がりの後には太陽が出て陽が差し込んできました。水滴の中の世界にも陽が差し込んんできて綺麗に光が反射していたので、この風景を写真に収めることにしました。
- 太陽の光に光条効果を出してみたかったので、F値を調整してみました。
- 水滴を色んな角度から見て自分の撮りたい光景を探します。

バラの花びらの隙間で見えた水滴の中のバラ
- ISO 500
- F 2.8
- シャッタースピード 1/1250s
- 焦点距離 70mm
- ピンク色のバラの花びらと花びらの隙間にくっ付いていた水滴からバラの花が綺麗に映り込んでいる部分を探して見ました。
- 大きな水滴を見つけると水滴の中の世界もはっきりと見えるのですが…。
まとめ
被写体に近づいて撮るのでちょっとしたブレでも写真はボケてしまいます。きちんと三脚を立てて、ピントを合わせて撮ることが理想だとは思いますが、時に野外で撮る時には、三脚が使えない所に被写体があったりもします。そのような時にはどうしても手持ちでピント合わせを行なっていきますが、これがとてつもなく難しいです。マクロ撮影に取り憑かれたらマクロレンズを購入することもいいと思います!そして何より「雨降りの後」の撮影が楽しくなりました!

今度はマクロレンズ!持ってないけど使って見たい!
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
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