月撮影について知っておきたい事!
- 月は意外と明るかった!
- ピントをしっかりと合わせて月の表面の模様を撮ってみましょう!
「月」の撮影って難しそう!って思いませんか?これが意外と簡単に撮影することが出来ます。「月」は意外と明るいので設定も難しくなく、時間も掛かりません。しっかりとピントを合わせてみると「月」の表面の模様も撮ることができますよ!
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月の撮影方法について
- ISOは低く!
- シャッタースピードは1/80s~1/100sくらい!
- F値は絞って!
- ピント合わせはしっかりと!
設定方法

満月の様子
- ISO 100
- F値 11
- シャッタースピード 1/100s
- 焦点距離 400mm
- 月は明るいのでISOは100で設定しましょう!
- F値は絞ってみましょう!
- シャッタースピードは遅くしてしまうと白飛びしてしまうので1/80s~1/100sぐらいでいいです!
- 焦点距離は月まではとても遠いので望遠を使いましょう!
- 月は遠い…のでトリミングを行いましょう!
- ピントはしっかりと合わせたいので三脚を使ってMF(マニュアル)で合わせてみましょう!
必要な機材
- 望遠レンズ
- 三脚
- レリーズ(セルフタイマーでも大丈夫です!)
月は遠いので望遠で撮ってみて下さい!手持ちでも撮れますが、よりピントをしっかりと合わせるために三脚を使ってみる事をお勧めします。

今回の撮影で使った機材はSONYα7R IIIにレンズはFE100-400mm F4.5-5.6。三脚はSLIKシステムカーボン74 WOH 4段になります。
トリミングしてみよう

ISO100 F11 SS1/100s 400mm

トリミングしてみた月の写真
月の撮影では相当の望遠で撮ってみないとここまでは撮ることは出来ませんね!しっかりとピント合わせをしてトリミングする事をお勧めします!
月の設定と夜景の設定の違い
「月」の設定と夜景撮影では設定が違ってくるので「月」と夜景を一緒に撮るのは難しくなってきます。月の写真はシャッタースピードを速くして撮りますが、夜景撮影では長秒露光撮影をして光をたくさん取り込んで撮影します!違いを見てみましょう!

ISO100 F11 シャッタースピード1/100s 焦点距離400mm
- 月と同じ設定にして工場夜景を撮ってみましたが、十分に光を取り込む時間が少ないために(シャッタースピードが速いため)ほとんど何も写っていませんでした。

月は白飛びしてしまいました
- ISO 100
- F値 2.8
- シャッタースピード 1/10s
- 焦点距離 75mm
- ライトアップされた夜桜の花を月と一緒に撮ってみましたが、月の表面までは写し出すことはできませんでした。
- 設定はライトアップされていたのでF値は低めに設定してレンズの絞りを大きくすることで光を取り入れる事が出来ましたが、光をたくさん取り入れることで月は白飛びしてしまいましたね!
- 月の姿は一緒に撮ることは出来ましたが、月の表面までは表現することは難しいです!

月が水面にリフレクションしている様子
- ISO 100
- F値 11
- シャッタースピード 20s
- 焦点距離 54mm
- 月の表面までは撮ることは出来ませんが、水面にリフレクションさせる事ができました!
まとめ
月の撮影って凄く難しい!って思っていましたが、ピント合わせをしっかりとする事で月の表面までくっきりと撮る事が出来ます。ただ、本当に月まで距離があるので「望遠レンズ」をお勧めしたいのですが、やっぱり望遠レンズは高額になってきます。「標準レンズ」でもしっかりとピントを合わせてトリミングしてみるだけでも綺麗な月の写真が撮れます!しっかりとピントを合わせるためにも三脚を使って欲しいと思います!そしてそして…1ヶ月に一回の割合で満月がやってきますが、天気が悪いとみる事ができません。貴重な満月の様子は迫力があります。まんまる満月の月が出た日は写真を撮らなくても綺麗な「月」をのんびりと見てみることもいい気分転換になると思います!

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
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