Aモード設定(絞り優先モード)がお勧めなわけ
一眼レフカメラを買ったばかりの初心者さんが最初に覚えてほしいのがAモード設定での撮影方法です。
Aモード設定はF値を変えるだけで後はカメラが自動で最適なISOとシャッタースピードを設定してくれます。
- ボケ感のある写真が撮れる
- 明るさを調整する事ができる
まず、被写体を探してシャッターを切ってみよう!
F値を変えることによって、ISOやシャッタースピードが変わってきます。
Aモード撮影で初心者が覚えるべき3つの設定解説
- F値
- ISO
- シャッタースピード
F値(絞り)について
F値を大きくすればレンズから入ってくる光の量は少なくなり暗くなってボケ感も少なくなってきます。(全体的にピントがあってくる)
F値を小さくすればレンズから入ってくる光の量が多くなり明るくなってボケ感が出やすくなります。
カメラには光の量を調整できる絞り羽根があり、この絞り羽根が開いたり、閉じたりして光の量を調整しています。
F値と焦点距離だけを同じにして撮影して見ました。違いを比べて見てください。
F2.8で撮影
- F2.8
- ISO100
- ss1/160s
- 焦点距離 28mm
F2.8に絞っているために背景がボケて、何を被写体として強調したいのか分かると思います。写真も全体的に明るくすることが出来ました。
F11で撮影
- F11
- ISO160
- ss1/30s
- 焦点距離28mm
F11まで上げると全体的にピントがあっています。強調したい被写体がある時は何を被写体にしているのか分からなくなっています。
ISOについて
- 明るさを調整してくれる
- 手持ちでシャッタースピードを稼ぎたい時に調整してくれる
メリットしかないと思いますが、デメリットとして、ISOは上げすぎると写真にノイズがでてしまいます。
天気の良い日は明るいのでISOは上げて撮る必要はありませんが、天気の悪い日だったり、夜間の撮影にはこのISOを上げて撮影します。
シャッタースピードについて
このシャッタースピードが上手く設定できていないと手ブレを起こしてしまいます。
焦点距離よりシャッタースピードが遅くなってしまうと手ブレしてしまいます。
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Aモード設定・お勧め設定方法
Aモード設定にするとカメラがISOを自動で設定してくれます。分かりやすいように焦点距離は70mmで設定してF値だけを変えて違いを見て見ましょう。(AモードなのでISOに関しては設定が自動で変わっていきます。ISOが上がり過ぎないように、設定は確認しましょう)
F2.8の様子
- ISO 160
- F2.8
- ss1/500s
- 焦点距離70mm
F7の様子
- ISO160
- F7
- ss1/100s
- 焦点距離70mm
F18の様子
- ISO1000
- F18
- ss1/80s
- 焦点距離70mm
Aモード設定で撮影した設定方法
カメラを楽しむためにAモード設定を生かした撮影方法を紹介します。
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Aモード撮影で困った時のお勧めアイテム
Aモード撮影時、どうしてもシャッタースピードが遅くなってしまい、でも画質のことを考えてISOは上げたくない時はどうしたらいいのでしょうか?
そんな時に必要になってくるのが三脚です。
愛用していたManfrotto mini三脚はポケットに入れて持ち運べる三脚になります。
レンズやカメラが大きくなってしまうと支えられなくなりますが、愛用カメラではちゃんと支えてくれました。ほとんど手持ちが多かったので、ちょっと使いたい時には丁度良い三脚でした。
SONYα7IIIとTAMRON28-75mmnに装着していた様子
三脚撮影の良さが分かってきたら、いい三脚を持って出掛ける事をお勧めします。
いずれ撮影時には必ず必要になってきますよ。
まとめ
一眼レフカメラを始めた人は必ず、設定に悩むことがあります。
私は、一年たった今でも悩んでしまいます。
ISO,F値、シャッタースピードが本当によく分からず、設定によっては「何でこんなにシャッターが切れない?」と悩んでいた時がありました。初期の時は、カメラが壊れたのかと思ったくらいです。
何よりボツ写真の山が少しずつ減ってきました。
色んな設定が分かってくると、撮影の幅が広がります。
今ではカメラとレンズと三脚を持って出掛けています。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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