【兵庫県立公園あわじ花さじき撮影体験記】 大阪湾とサルビアの花を撮影してきました!

青い海とブルーサルビアは同じブルー色ですが、海が少し太陽の光で反射して、またブルーサルビアにも光が小さな花びらに当たってとてもキラキラと輝いていました。撮影スポット

あわじ花さじきから見下ろせる青い海の大阪湾と赤や青のサルビアの花の写真

あわじ花さじきからは、サルビアの花と大阪湾を眺める事が出来ます。

赤いサルビアの花はもちろん、ブルーのサルビアといった珍しい色のサルビアが所狭しと咲き誇っています。

あわじ花さじきは傾斜があるため、色んな構図からサルビアの花を撮影することができました。

撮影日2021年9月中旬
撮影場所兵庫県立公園あわじ花さじき
使用機材SONYα7III
使用レンズFE24-70mm F2.8

SONYα7IIIとSONY24-70GM

愛用カメラSONYα7IIIとSONY24-70GM

使用レンズFE100-400mm F4.5-5.6

SONYα7IIIとSONY100-400GM

愛用カメラSONYα7IIIとSONY100-400GM

大阪湾を背景にしてこの場所でしか撮れない赤と青と白のコントラストをテーマにしたサルビアの写真を撮ってみました
あわじ花さじきから真っ赤なサルビアとブルー色に染まった大阪湾

あわじ花さじき公園からは背景に海を入れて花を撮ることが出来ます

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO320
F値F30
シャッタースピードss1/125s
焦点距離100mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
青い海と真っ赤なサルビアの花、青い空という感じで3分割構図を意識して撮って見ました。
カメラの位置を変えてみることで海と花、空だけを写真に納めることが出来ます。
あしあと
あしあと

望遠レンズと標準レンズを使い分けて見ました。

海と空と花を使った撮影スポットとしてお勧めしたい4つの理由とは?

あわじ花さじきをお勧めしたい4つの理由
  1. 大阪湾という海を見下ろせる場所にある
  2. 海や空、サルビアの花をそれぞれに主題にも副題にもできる
  3. 傾斜を使いこなす事が出来る
  4. 撮影場所が駐車場から近い

この広い公園内では色んな場所から色んな光景を見下ろしたり目線を変える事によって見えてくる光景があります。1番綺麗に見える場所を探しながらサルビアの花を見て下さい。

お勧めしたい理由①大阪湾という海を見下ろせる場所にある

大阪湾が見下ろせるだけあってかなりの坂道を登ってこの場所に辿りつきましたが、神戸から大阪、和歌山まで見渡せる場所でした。

3分割構図を意識して撮影しました。下には真っ赤なサルビアの花を真ん中には大阪湾を上3分の1には青い空を入れて見ました。

真っ赤なサルビアと青い海と青い空の3分割構図を意識して見ました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO1000
F値F30
シャッタースピードss1/200s
焦点距離185mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
3分割構図を意識して見ました。真っ赤なサルビア、青い海、青い空。真ん中に船をアクセントとして入れたかったのですが、動いているので追うことが出来ませんでした。サルビアを入れることで季節感は出たかと思います。
青い海と青いサルビアの構図はあわじ花さじきだからこその1枚。
ブルーサルビアを前ボケとして青い大阪湾を撮影しましたが、同じブルー同士でこの場所で撮って見たかった写真が撮れました。

ブルーサルビアと青い大阪湾

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F16
シャッタースピードss1/250s
焦点距離150mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
ブルーサルビアと青い海はあわじ花さじきでこそ撮れる一枚だと思います。ブルーサルビアは風があったので前ボケさせることでブレを隠しました。青と緑だけの色でまとめることが出来ました。
空の雲の様子も下から上の方に広がって奥行き感が出ている様にも見えました
あわじ花さじき公園から見渡した真っ赤なサルビアの花と大阪湾と青空。赤と青の色が鮮やかに撮れました。

真っ赤なサルビアと青い大阪湾と空

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO160
F値F5.6
シャッタースピードss1/1000s
焦点距離34mm
使用レンズ 標準レンズ FE24-70mm F2.8
この写真についての解説

真っ赤なサルビア畑と青い海を広角レンズで撮ってみるとこのように撮影出来ました。海と空の境目が分からないほどの青さでしたが、雲が流れるようにでてきたので、画角の広いレンズで真っ赤なサルビアと手前に咲いていた花を入れて3分割構図で撮って見ました。

お勧めしたい理由②海や空、サルビアの花をそれぞれに主題にも副題にもできる

サルビアの花を主題にして撮った1枚
真っ赤なサルビアの花にピントを合わせ奥に見える大阪湾を背景にするためにぼかして撮影しました。

真っ赤なサルビアの花を主題としました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F14
シャッタースピードss1/250s
焦点距離70mm
使用レンズ標準レンズ FE24-70mm F2.8
この写真についての解説
真っ赤なサルビアの花を主題に副題には背景に広がる大阪湾を撮って見ました。1本背の高いサルビアの花を見つけたので、この1本が真ん中にくるように構図を作って見ました。サルビアの葉っぱを入れることで緑の部分の色を出すことが出来ました。
珍しいブルーサルビアの花を主題として撮影して見ました
ブルーサルビアを主題にして背景に大阪湾をぼかして撮って見ました。ブルーサルビアの葉っぱの部分以外青の色でまとめて見ました。

ブルーサルビアを主題にして副題を大阪湾にして見ました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F10
シャッタースピードss1/125s
焦点距離70mm
使用レンズ標準レンズ FE24-70mm F2.8
この写真についての解説
ブルーサルビアを主題として花の青と海の青を副題にして撮って見ました。背景には主題と同じブルーサルビアを少し入れて奥行き感を出して見ました。海とブルーサルビアの色合いがまとまった1枚になりました。
海を主題として撮ってみた1枚
真っ赤なサルビアの花を思い切りよってぼかして大阪湾を走っている船を撮影しました。思い切り真っ赤なサルビアをぼかすことで青と赤の2色になりました。

真っ赤なサルビアの花を思いっきりぼかしてみました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F6.3
シャッタースピードss1/1600s
焦点距離400mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
F値を下げて手前の赤いサルビアの花をぼかして、背景には大阪湾渡っている船を撮って見ました。船は遠くて見えませんが、船の通った後の白くなった後が軌跡のように撮影する事が出来ました。花と海の間には何も写したくなかったのでカメラの位置も調整しながら構図を探しました。
空を主題として撮影した1枚です
真っ赤なサルビアの花をぼかして背景の海と海の奥に映る街を撮って見ました。遠すぎてぼんやりとしか映っていませんが、距離感が感じられる1枚になりました。

主題として海と海の奥に見える街がうっすらと見えます。手前にはサルビアの花をぼかして見ました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO1600
F値F30
シャッタースピードss1/500s
焦点距離400mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
大阪の街がうっすらと見えました。この場所から見える景色を主題として、サルビアの花をぼかして副題として見ました。花に近づいて赤いサルビアの花をアクセントにして青い海と空を強調させる事が出来ました。
海と空を主題にして見ました
ブルーサルビアをぼかして奥に見える大阪湾を主題として撮影しました。大阪湾には船が浮かんでいました。

ブルーサルビアを副題にして船が浮かぶ大阪湾を主題として見ました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F10
シャッタースピードss1/1250s
焦点距離70mm
使用レンズ標準レンズ FE24-70mm F2.8
この写真についての解説
ブルーサルビアを副題にして、背景の大阪湾を主題として見ました。海には船が通っていたので、空と海の境目が分からないくらい同じ色でしたが、船が通っていたために海と分かる光景になりました。

お勧めしたい理由③傾斜を使いこなす

傾斜がある撮影場所では傾斜を利用して構図を決めると普段では撮影出来ない光景を撮影する事が出来ます。
ラベンダーパーク多可にて傾斜を利用した構図で撮影してきたときの体験記はこちら↓
あしあと
あしあと

この方法はいろんな場面で使えるので覚えておいて損はないと思います。

花と海だけを撮りたいけど真ん中に緑の草が映ってしまう…
真っ赤なサルビアの花と海と空だけを写真に収めたかったのですが、ちょうど真ん中に緑の草山が入ってしまいました。

2分割構図で花と青い空と海の色だけをを収めたかったのですがちょうど真ん中に草の山が入ってしまいました

傾斜を使って真ん中の草山を消して見ましょう
2分割構図にするために真ん中にあった草山を入れずに、真っ赤なサルビアの花と空と海を入れる事が出来ました。

ISO200 F8 ss1/1250s 70mm

カメラの位置を低くして見ました。1枚目の写真は立って撮影しています。2枚目の写真は写したくない部分が隠れるくらいしゃがんで見ることで真っ赤なサルビアの花と背景には海と空の色だけを入れて2分割構図の写真が撮れました。
見たままの光景写真
大阪湾と真っ赤なサルビアの花だけを写したかったのですが、自分の目でみる光景は真ん中に写したくない緑の草が映ってしまいました。

サルビアの花と海だけを撮って見たかったのですが、中央に緑の部分が入ってしまいました

大阪湾とサルビアの花だけを撮って見たいと思っていましたが、自分の目線だけでシャッターを押してしまうとこの様な3分割構図になってしまいました。
自分自身が動いてファインダーを覗きながら写したくない部分が消えるまで斜面を利用して構図を探していきます
カメラのファインダーを覗きながら斜面を活用して写したくない部分がなくなった所を探していきましょう。

ISO320 F18 ss1/125s 100mm

傾斜を使うということは上から見下ろすことが出来るので、カメラの位置や自分自身が動いてみて構図を決める事が出来ます。少しカメラを下にするだけで中央に映っていた緑部分を入れる事なく花と海を撮影する事が出来ました。
傾斜を利用してブルーサルビアと雲が写真中央に来るように撮って見ました。目線の先には3本の木が立っていました。
広めに画角が写せる広角レンズで丘の上からブルーサルビアが丘の上から海に向かって続いている様子と雲がちょうど写真中央に向かって続いている様子を撮る事が出来ました。

ISO200 F14 ss1/200s 24mm

傾斜を利用して目線誘導して見ました。ブルーサルビアが写真中央に向かって、雲が写真中央に向かって、中央には3本の木があります。広角24mmで撮りましたが、75mmで木をもっと大きく写しても良かったのかもしれませんが、広い光景を表現して見たかったのでこの画角で撮影しました。

お勧めしたい理由④撮影スポットが駐車場から近い

あわじ花さじき公園内の撮影スポットは駐車場から近いために、わざわざ重たい機材を持って長い距離を移動しての撮影をする必要がないので撮影に集中できます。

望遠レンズで撮った後に、標準レンズに変えて撮りに行くことが出来ます。

駐車場が近いとレンズ交換も車の中で行う事が出来るので、安心してレンズ交換をする事が出来ます。

あしあと
あしあと

レンズ交換する時って慎重に行うと思うので、駐車場が近いって嬉しいことです。

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あわじ花さじきで撮れた写真と設定値の紹介

真っ赤に咲いているサルビアの花を寄って撮ると迫力がありました
真っ赤なサルビアの花が印象的でした。寄って撮影すると迫力がありました。

真っ赤なサルビアの花を寄って撮って見ました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F5.6
シャッタースピードss1/640s
焦点距離400mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
望遠で撮影することで手前のサルビアにピントを合わせ、奥の花をぼかして背景色として使うことが出来ます。この1枚は望遠レンズを使って撮影しましたが、標準レンズでも望遠で撮影することをお勧めします。同じ色の花を撮る時にはこのような一体感の感じを出して撮影する事が出来ます。
ブルーサルビアと青い海との相性がとても綺麗です
青い海とブルーサルビアは同じブルー色ですが、海が少し太陽の光で反射して、またブルーサルビアにも光が小さな花びらに当たってとてもキラキラと輝いていました。

青い海とブルーサルビア

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO250
F値F18
シャッタースピードss1/500s
焦点距離400mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
ブルーサルビアを主題として背景にある海を副題として撮って見ましたが、ちょうどいい感じに日がさしてきて波に光が反射して穏やかな光景が撮る事が出来ました。
花と蝶を望遠レンズで撮影してみました。
青いアゲハ蝶が花の蜜を吸っていました。蝶はすぐに動いてしまうのでじっくりと待ってシャッターを押しました。背景にはいろんな花が咲いていた為に背景をぼかしてカラフルな背景色になりました。

蝶の背景にはいろんな花があったのでぼかすことでカラフルな背景になりました

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO250
F値F20
シャッタースピードss1/500s
焦点距離250mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
蝶はじっとしていません。ピントを合わせてじっと待ちましょう。あまり近づけないので望遠でちょっと離れた場所からカメラを構えて待ってみて撮った1枚です。
手前にはブルーサルビアが咲き、遠くで赤いサルビアの花が咲いていました
手前のブルーサルビアが咲いている後ろには真っ赤なサルビアの花畑がありました。背景の真っ赤なサルビアはボケ感を出していますが、真っ赤な赤がボケ感を出しても強調されます。

手前のブルーサルビアと遠くに咲いている真っ赤なサルビアの花畑

この写真のカメラ設定と詳細
ISO感度ISO200
F値F5.6
シャッタースピードss1/500s
焦点距離400mm
使用レンズ望遠レンズ FE100-400mm F4.5-5.6
この写真についての解説
ブルーサルビアの奥では赤いサルビアの花が咲いています。赤いサルビアをぼかしてみると赤い絨毯の様に見えました。
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あわじ花さじきへのアクセス

兵庫県立公園 あわじ花さじき
住所〒656-230兵庫県淡路市楠本2805-7
営業時間9時〜17時
入店可能時間 9:00〜16:30
入園料無料
有料駐車場乗用車 200円

感想

兵庫県の淡路島に位置するあわじ花さじきは大阪湾を見渡せ、季節の花がみることが出来ます。

駐車所も近いために写真撮影も楽しめる場所です。

問い合わせをしましたが、個人的に写真撮影するには三脚も持ち込み可能です。

色んな構図があり撮影の幅が広がります。

神戸方面から淡路に向かって行くと明石海峡大橋を渡りますが、淡路SAに寄って明石海峡大橋を近くで眺めることもなかなか迫力がありました。

淡路SAの石の看板「明石海峡大橋」と書いてあります。

石の案内

淡路SAから見た明石海峡大橋。大きすぎて全長まで写真に収められませんでした。

淡路SAから見た明石海峡大橋

あしあと
あしあと

今度はゆっくりと淡路島を回ってみたいと思える様な光景が広がっているので、また出掛けて見たいと思っています。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

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