カメラ上級者が口を揃えて教えてくれた上達方法とは?
「写真を撮り続けたら上達するよ!」
カメラ上級者の方や写真家の人たちに上達方法を尋ねると必ずこの言葉が返ってきます。
ひたすらに写真を撮り続けることが1番の上達方法らしく、その言葉を信じて1年間カメラを持って写真を撮り続けてみました。1年間、写真を撮り続けてみて、失敗を繰り返して気付いてきたことがたくさんありました。どのような改善が出来たかを紹介してみたいと思います。
現在使っているレンズはこちら
カメラを始めたばかりの頃に撮影した工場夜景写真
工場と水面に工場のリフレクションさせた写真を撮ってみたかったのです
カメラを初めて1年経った頃の写真
工場と工場のリフレクション
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カメラ上級者が教えてくれた4つのアドバイス
カメラ上級者たちに上達のコツを訊くと4つのアドバイスを教えて頂くことができました。
上級者が教えてくれた4つのアドバイス
- 撮った写真は必ず見返してみること
- 主題を決めてみる
- 副題を見つけること
- ピントをあわせよう
アドバイス①撮った写真は必ず見返してみること
見返すことで改善点が分かってくる!
写真を撮らないと上手く撮れているのかも分かりません。撮った写真は時々見返してみると言いそうです。プロの人でも昔の自分の写真を見返して笑ってしまうと言われていました。写真を撮って見返してみると、「なんか違うな…」と思うことが多くありました。
あしあと
試してみた練習スタイル方法
- 週1~2回撮影を1年間続けてみた
- なるべく近所で練習することで、同じ場所で撮り直しをしてみることができた
- 色んな人の写真を見て真似してみた
海の向こうの工場夜景の比較写真
明石海峡大橋の比較写真
アドバイス②主題を決めてみる
1番に何を撮りたいのかを決めてみる!
自分が何を撮って、何を表現したいのかを考えます。もっと言えば被写体を決めようということです。被写体という主題を決めましょう。
たくさんのチュリップを撮ってみたい!
花写真の比較写真
現在の写真
- たくさんのチューリップの花を撮りたかったのでF値を上げてみた
- チューリップの花を違う目線から見てみる
- この日の天気を入れてみたかった(太陽が見えなかったのが残念だった…)
紅葉の比較写真
- 1枚の違った色の紅葉を撮ってみた
- 背景に紅葉を使ってみた
- 綺麗な紅葉ではなかったのでボカしてみた
アドバイス③副題を見つけること
副題というアクセントが主題を引き立ててくれるので、被写体を見つけたら次に見つけるべきは副題を見つける事が重要です。
あしあと
副題の例としては次のようなものがあります。
- 光や影をアクセントにしてみる
- 被写体を生かすために背景をぼかしてみる
太陽の光をアクセントにしてみました!
カメラを初めてみた頃
現在の写真
- 太陽の光をアクセントに使ってみた
- 太陽の光に光条を出したかったのでF値を絞ってみた
主題を活かすためにボケ感を使ってみよう
カメラを始めた頃
現在の写真
- 主役となるコスモスを探してみた
- 主役のコスモスを引き立てるために、周りのコスモスの花をボカしてみた
この写真撮影で使ったレンズはこちら
- どこをボカしたいのか決めてみた
- F2.8に設定して撮したい主題にピントを合わせて背景をボカしてみた
アドバイス④ピントをあわせよう
ピントを合わせはAF(オートフォーカス)で、さらにMF(マニアルフォーカス)に切り替えて自分でピントを調節してみよう!
被写体を1番に決めることでその被写体にあう設定が必要になってきます。そこで1番大切なことはピント合わせです。ピントがあっていないと写真が台無しになってしまいますから。
花の写真
現在の写真
- AFである程度ピントを合わせておく
- さらにMFに切り替えて自分でピントを調節してみる
月の写真
- 望遠レンズを使ってみた
- 月の表面にピントを合わせてみた
- 月は明るいためにシャッタースピードを調整してみた
あしあと
カメラを始めた頃はピントが合わないことが事が多く、理由が分からずに悩んでいた時に教えて頂いた上達方法です。
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まとめ
近場を選んで撮影し、家に帰って確認し、また同じ場所へ出掛けるということを繰り返していました。初めから撮影スポットの様な場所に行って撮った写真は一枚もいい写真がなかった…となるのが恐ろしい…。近所で写真を撮りに行っても、100枚を越える写真を撮ってくるので(100枚撮っても気に入った1枚が見つからない事が多くありまた同じ場所へ出掛けます。)データーの整理が大変でした。そんなことを繰り返していくうちに、さっさとシャッターを押し続けるのではなく、ちょっとシャッターを押す前に考える様になりました。ボケ感はこれでいいのか?写したくないものは映っていないか?被写体は何なのか?ただ、設定を変えてシャッターを押し続けるのではなく、この様に少しづつ考えるようになってから大量に発生していたボツ写真が少しずつ減ってきました。色んな場所で撮影していると色んなカメラマンの方たちがいます。ただ、本当にびっくりした事が、私が1時間くらい同じ場所で悩みながら撮影していると、フラッとやってきてほんの数枚を撮って帰っていくカメラマンもたくさんみてきました。翌日、その方のSNSを覗いてみるとすごい写真がアップされていました。親切にアドバイスして頂ける方もいます。ちょっとしたアドバイスを頼りにして、後は自分で試行錯誤しながら写真を撮っています。聞いたところ、プロの人もみんな初めは失敗しながら初めてきたと聞きました。1番大切なことは「続けていくこと!」だそうです。この「続けていくこと」で写真が上達してくるそうです。
あしあと
色んな人の写真を参考にしながら、今日も写真撮影に出掛けたいと思います!
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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