[兵庫県平荘湖・渡鳥撮影体験記] 冬の時期だけしか撮れない光景の撮影ポイント紹介!

翼を広げた瞬間を撮影した渡鳥の写真。撮影スポット

平荘湖の場所での渡鳥撮影のお勧め理由

渡鳥は毎年同じ場所に帰って来ると聞きます。この場所で毎年、渡鳥を見ている方に聞いた所この平荘湖でも毎年冬になると同じ渡鳥が帰って来るそうです。時に新入りさんの渡鳥もいるそうですが。昔はもっと多くの渡鳥が来ていましたが、年々帰ってくる渡鳥の数や種類は減っているそうです。昔は白鳥も見かけた事があったのですが、最近は全く見かけなくなりました。鳥の写真を撮って見たいと思う方には、お勧め出来る場所になります。

お勧め理由
  • 近くの人が餌を持って来るので人が来ると近づいて来る
  • 警戒心が少ないために近くから撮影する事が出来る
  • 湖の水位が少ない時は水辺近くまで行く事が出来る

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渡鳥の写真と詳細

あしあと
あしあと

今回使用したカメラはSONYα7III 使用したレンズFE100-400mm F4.5-5.6です。

 

やっと広げてくれた翼
渡鳥が羽を広げてくれる瞬間を待って撮れた写真。大きく背伸びをして思いっきり飛び立ちそうになって羽を広げていました。

連写モードで羽をっ広げた瞬間を狙って撮って見ました

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/500s
焦点距離400mm
たくさんいる渡鳥の中で、1匹の鳥に狙いをつけて羽を広げるタイミングを待って、連写モードで撮ってみました。
カラフルな鳥を探してみました
カラフルな渡鳥を探して、ゆっくりと泳いでいるために水面に鳥が反射している様子を撮影してみました。

水面にリフレクションさせてみた

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/1250s
焦点距離400mm
カラフルな渡鳥を探して、鳥の前から撮ることで水面が滑らかなので渡鳥のリフレクションを撮る事ができました。
仲良く戯れていた渡鳥の様子
2匹の渡鳥が戯れている様子を撮ってみました。周りにも鳥はいたのですが、あえてこの2匹だけを狙ってみました。

この2匹だけを狙ってみました

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/4000s
焦点距離400mm
夕暮れ時になってこの2匹に陽が当たってきました。この周りにも渡鳥がいましたが、この2匹の様子だけを写真に収めてみました。
夕暮れの光が渡鳥を照していました
カラフルな渡鳥を真横から撮ってみました。陸地近くまで来たタイミングを狙って撮ってみました。

近くまできたタイミングを狙って撮ってみました

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/1600s
焦点距離200mm
日暮れ時の光が渡鳥に照らされている様子を撮ってみました。かなり近くまできてくれていたのですが、向こう側に顔を向けてしまいましたが、真横から渡鳥を見ることができました。
少し遠くで水しぶきの音がしました
急にバシャバシャと水の音がしました。渡鳥が羽をバタつかせ水面の水が飛び散っていました。水しぶきで渡鳥がみえなくなるくらい激しくバタついている様子を写真に収めることができました。

水しぶきの中にいた渡鳥の様子

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/2500s
焦点距離200mm
バシャバシャと水の音が聞こえてきたと思ったら、羽を水面にバタつかせていた渡鳥がいました。水しぶきで渡鳥が見えなくなるくらいの水しぶきでしたが、水浴び中の渡鳥の写真が撮る事ができました。
飛び立った姿を狙ってみました
渡鳥が羽を大きく広げて飛んでいる様子の写真。羽を広げていたので、飛び立つタイミングを狙って撮った一枚です。

飛び立った時の様子

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F7.1
シャッタースピードss1/3200s
焦点距離259mm
羽をバタつかせていた渡鳥がいたので、飛び立つタイミングを待って連写モードで撮ってみました。羽を大きく広げた写真を選んでみました。
ゆっくりと水面に浮かんでいた渡鳥の様子
たくさんいた中の3匹の渡鳥が穏やかそうに泳いでいる光景を撮ってみました。1匹は尻尾の方までシャンとしていましたが、手前の2匹は水面に体をくっ付けて泳いでいました。渡鳥もさまざまにくつろいでいました。

穏やかに過ごしている様子

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO1000
F値F5.6
シャッタースピードss1/200s
焦点距離250mm
カメラの位置を下げてピントは瞳AFに任せて撮ってみた1枚です。1匹は尻尾までピンとしていますが、手前の2匹はちょっとだるそうに過ごしているように見えました。
水から出てきた渡鳥の様子
水面から出て陸に上がって、こちらを時じっと見ていた渡鳥の様子。

こちらをじっと見ているのか?

この写真のカメラの設定値
ISO感度ISO500
F値F11
シャッタースピードss1/250s
焦点距離200mm
ふと真正面を見ると1匹の渡鳥がこちらを見ているような感じで立っていました。そっとカメラを構えて撮影後、湖に戻っていきました。急な動きをしてしまうと驚いてしまうためにゆっくりとカメラを構えましたが、やっぱり驚かれてしまいました。

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気を付けてみた撮影方法

実践してみたお勧め方法
  • 瞳AF機能を使ってみた
  • 望遠レンズを使ってみた
  • シャッター音をオフに設定
  • なるべく動かずにじっと待つ
  • 少しずつ水面に近づいてみた
  • 予備のバッテリーとSDカードを用意しましょう

瞳AF機能を使ってみた!

愛用のSONYα7IIIのカメラの瞳AF機能。この瞳AF機能を使ってみると自分でピントを合わせなくてもカメラが自動的に渡鳥の瞳にピントを合わせてくれます。ただ、渡鳥は集団でいる事が多いので、自分の狙っている鳥とは違った鳥にピントがあってしまう事がありました。その時は自分の狙っている渡鳥にピントが来るまで待ってみました。なかなかピントが来ない!と思って渡鳥を見ていると「目を閉じていた!」ということもありましたね…。なかなか優秀な機能でした。人物撮影をした事がないので、ちょっと驚きました。「早よ、知っておけば良かった…!」と後悔しました。

望遠レンズを使ってみた!

警戒心が少ないとはいえ、目の前までは寄ることはできません。残念ながら…ということで、望遠レンズを使いましょう。近くの渡鳥だけでなく水面で浮いている様子も撮る事が出来ます。自分の狙っている鳥に限って近くに来ない!ものです。

シャッター音をオフに設定!

これは大事ですね!近づいてきて、シャッターを押した途端に音に驚いてしまって逃げてしまった事がありました。渡鳥も結構やかましいくらい泣いていたので、オフにするのを忘れていましたが、渡鳥にとってはびっくりする音だったのかも知れません。

なるべく動かずにじっと待つ!

なるべく渡鳥の目線より低くなるような場所を探して、座り込んでカメラを構えていました。手持ち撮影をしましたが、三脚を立てておいた方が良かったですね!三脚も渡鳥からしたらどんな物に見えるのかちょっと心配だったので、自分の体でカメラとレンズを支えて約2時間経過していました。2日間、頑張ってみましたが、キツかった…。「これでいいか!」と帰ろうとしましたが、すぐには立てませんでした。おかげで最後は、本当に近くまで寄って来てくれたので、かなりアップの写真が撮る事が出来ました。

少しずつ水面に近づいてみた!

渡鳥はじっとはしていなくて、時に一斉に移動して向こう岸の方に行ってしまうこともありました。そのタイミングを見てちょっとずつちょっとずつ水辺に寄ってみました。結構根気のいる撮影でしたが、じっとしている被写体ではないので、見ていて面白かったです。もう2時間が過ぎてしまった!という感じでした。

予備のバッテリーとSDカードを用意しましょう!

警戒心が薄れてきた渡鳥達が、立ち上がってウロウロしてしまうと離れて行ってしまいます。64GBのSDカードを用意しましたが、連写モードで撮影をするために途中無くなってしまいました。バッテリーは大丈夫でしたが、SDカードと一緒に持っている方がいいです。ただ、連写モードの中からこれという1枚を探す方が大変でした。

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渡鳥と一緒に撮影できる平荘湖の様子

せっかくなのでこの平荘湖の湖と渡鳥を撮ってみました。

水位が低い時の様子
水面には渡鳥が浮かんでいて、陽の光が柔らかく差し込んでいる穏やかな平荘湖の様子。

ISO1000 F7.1 ss1/1250s 100mm

渡鳥が3羽並んでいました
平荘湖と平荘湖に3羽並んで泳いでいた渡鳥の様子。

ISO500 F5.6 ss1/500s 100mm

夕暮れ時の平荘湖の様子
夕暮れ時の平荘湖の様子。段々とオレンジ色の空に変わって、水面にもオレンジ色の光がリフレクションされています。そんな水面の上を渡鳥が穏やかに泳いでいます。

ISO1000 F5 ss1/250s 128mm

このような小さな鳥もこちらをみていました
小さな鳥がこちらをじっとみていた様子を撮影してみました。水面に木の枝があり、その上を黒と白の模様の小さな鳥が立ってこちらをじっと見ていました。

ISO1000 F5.6 ss1/160 400mm

平荘湖の光景とアクセス方法

渡鳥が集まっている場所では駐車スペースがあります。残念ながら車で一周は出来ませんが、駐車場は色んな場所にたくさんあります。

平荘湖ってこんな感じの湖です!

平荘湖(へいそうこ)
所在地兵庫県加古川市平荘町池尻

感想

じっと渡鳥を撮影する瞬間を待っていると、すぐ横から視線を感じました。寒さで丸くなったスズメだったのですが、まん丸くなって可愛らしい姿を撮ることが出来ました。

すぐそばの枝に止まっていたスズメの様子
渡鳥の撮影のためにじっとしていたら、寒さでまん丸くなったスズメがこちらを見ているように見えました。そろっとカメラを構えても逃げなかったので一枚撮らせて頂いた1枚です。

ISO640 F5.6 ss1/200s 200mm

平荘湖は散歩やマラソン、時に野鳥撮影に来ている人を見掛けます。渡鳥だけではなく色んな野鳥がいると聞きました。この場所では、春には桜が咲き、夏には紫陽花が咲きます。桜が咲き始めると渡鳥達の姿は見なくなってしまいます。そして、季節が変わる頃、渡鳥の賑やかな声と共に寒い冬がやってきます。毎年、渡鳥が少なくなってきていますが、また、冬の季節には賑やかに泣き叫んで賑やかな冬を楽しみたい!

あしあと
あしあと

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

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