【カメラ初心者にありがちな失敗7戦! 】カメラ撮影において惨敗しない対策と解決方法!

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一眼レフカメラ初心者が慣れるまでにやりがちな7つの失敗とその対策方法とは?

カメラを購入した人がよくやりがちな失敗は次の6つです。

  1. SDカードの入れ忘れ
  2. 手ブレがひどい
  3. ピントが合っていない
  4. 写真が傾いてしまう
  5. 画質が悪い
  6. ボケ感がでない
  7. センサーゴミの放置

それでは一つずつ解説していきますね。

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失敗例①SDカードの入れ忘れ

カメラを手に入れたことがうれしくて、大事なことを忘れてしまってしまいがちになってしまうSDカード!夜景を撮影しようとして車まで1時間もかけてやってきたのに、現地について「さぁ、撮るぞ!」とカメラを構えたら、まさかのSDカードが入っていない…。セットし忘れていたんです。1時間もかけて移動してきたのに「さぁ、帰ろー」と泣きそうになりました。今はコンビニでもSDカードが買えるようになったので、入れ忘れても最悪の場合はコンビニで購入することも可能です。しかし、人里離れたような場所などに撮影に行った場合は、コンビニなんて近隣にないことが多いので事前に準備をしておくというのはとても大事なことだと思います。この失敗を最初にしたおかげで、私は撮影目的で自宅を出る前には、バッテリー、SDカードは確認するようにしています。それでも、失敗してしまうこともあります…SDカードが壊れてしまっていたこともありました。

おすすめのSDカードの入れ忘れ対策法とは?

持ち運び用はカメラに2枚と予備に2枚ほど用意しています。
SDカードを忘れないために6枚程入る小さめのSDカードケースに入れて持ち運んでいます。

小さめのSDカードケース

あしあと
あしあと

私は常にカメラバックに予備のSDカードをしまっています。

SDカードカースは荷物になるので小さいものを選んで下さいね!今、愛用している一眼レフカメラにはSDカードが2枚セットできるので、1枚が破損してもいいように準備は万全にしています。こうしておけば、万が一カメラにSDカードを入れ忘れていたり、SDカードが破損していても予備のカードがあるので安心ですよね。

セット確認

カメラを持って出掛ける時に、バッテリーやSDカードを確認することもお勧めします。SDカードの確認はもちろんSDカードのフォーマットやバッテリーの充電を確認することも大切になってきます。

失敗例②手ブレがひどい

いい写真が撮れたと喜んで帰って、データーを見返していると、1番お気に入り写真がブレている!なんてことも初心者のうちはよくあることです。

ピンボケしてしまっている写真です。
カメラの固定が安定していないために、工場夜景を撮ったのですが、ブレてしまいました。

ISO 500 F20 ss30s 75mm

おすすめの手ブレ対策法とは?

手ブレが起きてしまう原因には次の3つがあります。

  1. 自分自身が撮影しながら動いてしまう
  2. カメラの持ち方が安定していない
  3. 設定(シャッタースピード)があっていない

これらの3つの原因の対策を以下の表にまとめてみました。

撮影しながら動いてしまう両足をちょっと開いて安定した状態で撮影する
カメラの持ち方が安定していない脇をしっかり閉めて両腕を自分の体で固定するまたは三脚を使ってみる
設定(シャッタースピード)があっていない焦点距離=シャッタースピードと覚える

シャッターを押したときに自分自身が動いてしまうと、ブレてしまいます。それを防止するためには安定した姿勢の状態で撮影する必要があります。そのためには両足をちょっと開いてどっしりと安定する姿勢に構えて撮影するようにしてみましょう。

両足はちょっと開いて何か支えがあれば体ごと固定するとより効果的
カメラの構え方の参考画像。

両足はちょっと開いて何か支えがあれば体ごと固定するとより効果的

カメラの持ち方が悪いとシャッターを押したときにカメラが動いてしまうことがあります。そうならないように脇をしっかりとしめて、両腕を自分の体で固定するように構えます。脇をしめるだけでだいぶ安定するので、初心者のうちは意識するようにしてみましょう。

カメラの構え方
カメラの構え方見本画像

脇をしっかりとしめて撮影することで手ブレの防止に効果的になります

シャッタースピードがあっていないことも手ブレの原因になります。シャッタースピードを合わせる目安は、焦点距離=シャッタースピードす。

あしあと
あしあと

慣れるまで窮屈に思える姿勢かもしれないけどすぐに慣れてきますよ!

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失敗例③ピントが合っていない

ピントが合っていなく何を撮影したのか分かりません
工場夜景の写真を撮ってみましたが、ピントがあっていません。何を表現したいのか分からない写真になってしまいました。

ピントがあってない写真

せっかく撮影したのに、ピントが合ってないこともよくありますよね。どこを撮ったのか分からないくらいピントがあっていないこともあります…。

現代の一眼レフカメラはカメラの機能を活用すればピントの調節は難しいことではありません。

おすすめのピント合わせ対策法とは?

初心者でも簡単にピントを合わせるようにするには、AF機能をONにすることをおすすめします。これは私が使っているSONYα7IIIですが、MENUボタンからフォーカスモードを選択し、コンティニュアスAFというモードを選んでいます。

あしあと
あしあと

設定って難しそうですが、使いこなしてみると撮影の幅が広がりますよ!

設定画面の様子
SONYカメラの設定参考画像

設定画面の様子

何か被写体を撮影する時は、まずシャッターボタン半押しにしてみて下さい。シャッターボタンを半押しすることでピントが合うようになっているはずです。ピントが合ったことを確認してからシャッターボタンを押すようにすることで、初心者でも簡単にピントを合わせることができます。レンズにAF/MF機能が付いていればAFモードにして下さい。AFモードにすることでカメラが自動的に被写体にピントを合わせてくれます。

レンズの設定も忘れないようにして下さい
レンズの設定参考画像

AFモードに設定

レンズによってはこのボタンがないのでカメラ本体だけで行って下さい!

さらにピントを自分で合わせたい時には、レンズのAFモードでピント合わせを行って、MFモーに切り替えてピントリングで調整すると細かいピント設定が出来ます。

手ブレ機能を使ってみましょう

カメラ本体の手ブレ機能はONにして下さい。手ブレ機能をオンにすると、カメラが自動で手ブレを抑えてくれます。MENUボタンから選択して下さい。

カメラの手ぶれ補正設定
カメラの手ぶれ補正設定参考画像

カメラ本体での手ぶれ補正機能

失敗例④写真が傾いてしまう 

斜めに撮れてしまっている状態
神戸タワーの写真を撮ったのですが、水平が撮れていないために建物事態が傾いてしまっています。

傾いてしまった建物

水平を意識した写真
建物を水平に撮るために、水平な部分を探してみましょう。水平のラインを合わせてみることで建物は真っ直ぐに写す事が出来ました。

赤線にある様に水平なラインを見つけて見る事をお勧めします

建物が斜めになっていたり、傾いてしまった写真が撮れた!そのような写真が撮れてしまったことはありませんか?これはカメラを水平にしていないからなんです。目視で水平を維持するのが難しい場合は、グリッド機能というものを使うのがおすすめです。

写真が傾いてしまうときのおすすめの対策法とは?

カメラにはグリッド機能があります。グリッド機能とは構図を合わせるための補助線と言われるラインのことです。グリッド機能はこちらから設定することができます。

グリットライン設定方法
愛用のSONY機によるグリッドラインの設定方法参考画像

グリッドラインを設定しましょう

グリッドライン表示は初心者でなくてもほとんどの人が行っている機能ですよ!忘れずに設定して下さい!また、水準器機能も付いています水準器機能を使うと前後方法や水平方向の傾きを確認することが出来ます。

水準器の表示は赤枠にあるダイヤル上を押します
水準器の設定方法参考画像

水準器は赤丸の所を押して下さい

初心者のうちはこれらを機能を活用するようにしてみましょう。

また、サンプルとして紹介した写真には水平を意識してもらうために、わかりやすく赤線を引いてみましたが、何か真っ直ぐなもの(ここでは地面)を見つけて見るもの良い方法です。

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失敗例⑤画質が悪い

ISOが上がり過ぎてしまって画質が悪くなった工場夜景写真
夜間の撮影もAモードで撮影していたためにISOが上がり切ってしまいました。そのために画質が悪くなってしまいました。

ISO204800ともなるとこのような悪い画質になってしまいます

夜間の工場夜景写真を撮影しましたが、Aモード設定で撮影したためにISOが204800まで上がってしまい、画質が悪くなってしまいました。
ISO100まで下げて撮ってみました
ISOを下げて撮影した所、画質が良くなって暗い空のザラつきがなくなりました。

ISO100とISOを下げると画質が良くなっています

夜間撮影において改善したポイント
  • Mモード設定で撮ってみた
  • ISOを下げるために三脚を使った

写真がざらざらしている?綺麗ではない?いくらいいカメラで撮影しても、暗い場所で撮影するとどうしてもこのような写真が撮れてしまいます。せっかくの写真が台無しです。これはISO感度が上がり過ぎていることが原因です。

画質が悪くなる時のおすすめの対策法とは?

ISO感度を上げてしまうとノイズが出やすくなってしまいます。

暗い場所でAモード設定で撮影をしてしまうと、ISO感度が上がってしまい、画質が悪くなります。ですから、ISO感度を下げて撮影すれば綺麗な画質で撮影することが可能です。ISO感度の設定は以下のように行ってください。

ISO設定方法
SONYα7III機でのISO設定参考画像

SONYα7III機でのISO設定方法

赤枠にあるISOのダイヤルを選択し、ダイヤルを調整します。赤丸を押して、ISOを上げ、下げする時は赤矢印の方へ上げたり下げたりして見て下さい。

三脚を使ってみましょう

夜間の撮影はどうしてもISOを上げないと暗い写真になってしまいます。暗い場所での撮影は三脚を使ってシャッタースピードを遅くすることで、カメラに光を取り込む時間を長くする事で光を取るこむ事が出来ます。カメラを固定させておくために三脚を使ってMモード設定で撮影してみましょう。

失敗例⑥ボケ感が出ない

F22まで上げると全体的にピントが合ってしまってボケ感が出ません
公園のたんぽぽをF22まで上げて撮ってみましたが、全体的にピントが合ってしまってボケ感が出ていません。

F22で撮影したたんぽぽの写真

F2.8で撮影するとボケ感がでました
ボケ感を出したかったために、F2.8まで下げてたんぽぽを撮影すると背景がボケて撮影することが出来ました。

F2.8に設定すると背景がぼかす事が出来ました

持っているレンズの1番低いF値に設定して、望遠気味で撮影すると綺麗にボケ感を出すことが出来ます。

「背景にボケ感を出して撮りたい!」でもボケない!どうやったらボケ感が出せるの?私も悩んだ問題でした。背景がボケないと何を強調したいのか分からないような写真になります。ボケってどうしたら出るの?これは一眼レフカメラあるあるだと思います。カメラを持った頃は、このボケた感じの写真ばかり撮っていました。

ボケ感を出すための対策方法

初心者でも簡単にボケ感を出すにはF値の設定がポイントになります。

「ボケ感=F値」と覚えましょう!

F値を大きくすると全体にピントが合います。被写体にピントを合わせてF値を下げると、被写体以外ボケてくれます。F値の設定はこちらから行います。Aモード設定にしたら、あとはダイヤルを動かすだけです。ダイヤルは私はカメラ正面のダイヤルの方が使いやすいです。場面によって使い分けて下さい。

F値の設定ダイヤル背面設定
SONY機でのF値の設定方法参考画像

SONY機でのF値設定方法

F値の設定は全面でも行うことが出来ます
SONY機でのF値の設定画面画像。前面側からでも設定出来ます。

カメラの前面側からでも設定する事が出来ます

 

 

失敗例⑦センサーゴミの放置

センサーごみ

センサーゴミが写り込んでしまった状態
センサーゴミが写り込んでしまった参考画像写真。たくさんのセンサーゴミが写り込んでしまってせっかくの写真が台無しになってしまいました。

赤枠の部分がセンサーゴミです

写真に黒い点のようなものや糸くずのようなものが写ってしまうことがあります。このようなものをセンサーゴミと言います。時にはもっとはっきりと映り込んでしまう事があります。

センサーについて

カメラのセンサー部分
SONYα7IIIのセンサー部分参考画像

SONYα7IIIのセンサー部分

イメージセンサーとも言われますが、カメラから入ってきた光を電気信号に変換させるものになります。カメラの心臓と思って下さい。この部分に埃などが入り込んでしまうとセンサーゴミとして写真に写り込んでしまいます。

センサー汚れの確認方法

  • Aモードに設定 (絞り優先モード)
  • F値を上げる(この参考写真はF22まで上げてみました)
  • 天気の良い空や、室内では

    白い壁や電気に向かって撮影してみて下さい。

対策方法

MENUボタンからセットアップ画面へ
センサークリーニングをカメラで設定する方法の参考画像

カメラの設定からクリーニングモードを選択して下さい

クリーニングモードを選択します
センサークリーニングモードを実行する方法参考画像

実行するとカメラに振動が伝わってきます

カメラでのセンサークリーニング手順参考画像

カメラが自動で振動され、ほんの1〜2秒で終わります

このようなお掃除グッズでホコリを飛ばしてみましょう
カメラのお掃除グッズのアイテム

埃とりブロアーを使って埃と吹き飛ばしていきます

  • ブロワーやダストクリーナーを使ってボディーの埃を払っています
  • 必ず、センサー部分を下に向けて行って下さい。(埃は上から降ってきます)

センサー部分には本当に軽く空気を当てるくらいにして下さい。センサーに傷がついてしまったら大変なことになってしまいます。センサー交換の修理になってしまいます。レンズ交換の時や撮影前、撮影後に行うことでセンサーゴミの写り込みは軽減されました。SONYレンズの弱点はこのセンサーゴミが入りやすい事と聞きましたが、SONYのカメラはこのゴミをある程度取り除いてくれる機能が付いているので使って見ましょう!

これだけはやめて欲しいこと

センサー部分は絶対に触らないで下さい。

故障の原因になります。今の方法でセンサーゴミが取れない事もあります。その時は、購入一年以内なら、メーカーに出しましょう。センサーごみは保証範囲なので、SONYストアか(SONYストアーが近くにない時には)、郵送での依頼になります。

郵送の場合は送料のみ自己負担になってしまいますが、(1500円ぐらいだったと思います。)自宅まで宅配がきてくれるように手配してくれました。(目の前できちんと梱包してくれました)カメラ屋さんによってもセンサークリーニングを行っているところもあるので(3000円ぐらいかかりました)、都合の方法できちんとプロの方にお願いしましょう!

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まとめ

一眼レフカメラに興味を持って色々悩んでカメラを購入したものの、なぜか上手く写真が撮れない事が多いと思います。頑張って1日かけて撮ってきた写真や、スマホで撮った写真の方が綺麗に撮れていたり…。せっかくいいカメラを購入してもなかなか思い通りにいきません。ただ、初めから誰もいい写真は撮れないものだと思います。初心者なら尚更です。いい写真を撮るためにちょっとだけカメラの使い方や設定を覚えるために、練習してみて下さい。そして、失敗した写真は全部消さずに少し残しておいて下さい。後でどこが悪いのか、どこがよくないのかが分かります。初心者の私のよくある失敗をまとめて見ました。よく失敗してしまうことですが、失敗を重ねることでだんだんと写真撮影は上達します。当時の失敗写真を見返すとよく分かります。何故?どこが悪いのか分からないまま写真を撮っていた時もありました。色んな失敗を繰り返すと思いますが、そこで嫌になりカメラを持つことをやめないで欲しいです。ちょっといい写真が撮れた時には凄く嬉しくなります!

あしあと
あしあと

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

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